■こんなことないですか?
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先日シフトロッドのブーツを自作しようと思い、赤いなめし革を買ってきて作りました。
ブーツを剥がすと、そこから除く剥き出しのシフトロックにはなんらかのオイルが付着していてベトベトになっていました。
漏れの原因究明もさることながら、シール類などを交換した方が良いかなど迷っています。
■シフトロッドからのオイル漏れ
たいていの人は、車内の清掃をするというようなときでも、シフトロッドを覆っているブーツを剥がしてまではいないでしょう。
しかし、ここは激しいシフト操作などによってオイルシールがヘタリ、ミッションオイルが噴出している場合があるデンジャラスポイントです。
■ポイント
BMWのシフトは、スポーツモデルのそれらしくコクッと気持ちよく入るタイプでロッドも幾分短めなタイプです。
ブーツを剥がすとそこにはオイルまみれになっている場合もあるので注意が必要です。
ほとんどの人はクラッチのオーバーホール時に発見することになります。
オイルが漏れた場合にはプロペラシャフトが、、、
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■症状
ずっと同じ車に乗っていると気づきにくいですが、マニュアルミッション車では、シフトフィーリングがだんだん悪化しているパターンが多いようです。
その原因は、シフトレバーとミッションケースの連結部にあるオイルシールドがヘタったりすることですが、この場合、同時にオイル漏れをおこしていることが多いという傾向があるようです。
マニュアルミッションは、外部にリンケージをもたないシンプルな構造ですが、シフトレバーの先につながっているロッドが横向きになることから、どうしてもオイルシールに負担がかかりやすいようです。
そして、このオイルシールはプロペラシャフトのすぐ上にあるため、オイルがもれた場合にはプロペラシャフトによって、まき散らされる心配があります。
リフトアップしたときに、フロアにオイルが付着している場合は、どこから出たオイルなのかチェックする必要があるでしょう。
■対策と予防
シフトロッドのオイルシールから漏れが発生した場合、残念ながら車載状態での修理は不可能です。
ミッションをおろしての作業となります。
よって、もしオーバーホールする予定があるなら、それまで少し我慢しておいたほうがいいでしょう。
また、仮にオイルシールに異常がなくても、ミッションをバラす際には同時に交換しておくことをおススメします。
おろしたついでに交換してしまうのです。
なお、シフトブーツに亀裂があったりすると、オイルの臭いが上がってくるので、それにより漏れが発覚することもあるようです。
■概要費用
・シンクロ ¥150,000〜
・エンジン脱着 ¥100,000〜
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